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大好きな仕事との出会い

更新日:9月28日


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「伊勢型紙彫師」をご存じですか。28期生の丸田瑛子(まるた・ようこ)旧姓 小野さん、結婚で初めて三重に行くことになり知り合いがいない中で三重の方々や環境に凄く助けられ、子育てが少し落ち着いたタイミングで三重にご縁があるお仕事がしたいと思ったのが最初のきっかけでした。そこから伊勢型紙に出会い一目惚れしてトントンとことが進み弟子入り出来ることに。基本は着物の型紙を彫る仕事を主にしながら実演やワークショップのお仕事もしています。

 アメリカのヒューストンでの彫刻実演やワークショップ経験。asicsとのコラボ(彫った型紙のデザインがテニスのトップ選手のアメリカ大会ウェアに起用され、ランニングウェアにもなり2025年10月から一般販売も)

 「親方がもう85歳なので私もゆくゆくは下を育てないと何百年続いた伝統技術が失われてしまうかもしれないプレッシャーはあります。今はただただ大好きな彫り仕事を楽しんでいます。

 神奈川では保育士をしていましたが伊勢型紙彫師という全然違う職種につきました。芸術を勉強したこともないし特別器用でもなくただただトキメキだけでこの業界に飛び込みましたが今は本当に毎日が楽しいです。始めてみようと思ったタイミングが一番若いのでやりたいと思った時に躊躇せずぜひ飛び込んで挑戦してみてください。」(本人談)

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